会計記帳（「棚卸資産＜商品＞」の将来リスク）【経理業務代行、東京都大田区のせとうち行政書士事務所】

会社が毎年度末に作成する財務諸表の内、貸借対照表の資産の部（流動資産）に計上される勘定科目には、

将来的にリスクが発生するものも一部含まれています。

その代表的なものとして、棚卸資産（商品）が挙げられます。棚卸資産（商品）とは、その会社が事業活動

（顧客への販売）を目的に仕入れた商品等の在庫（期末時点の売れ残り）のことを言いますが、資産の部に

計上されているとはいえ、今後販売を実現できなければ、倉庫の使用料などの維持コストや最終的には

廃棄コストなどが発生しますので注意が必要です。