会計記帳（「フリーキャッシュフロー」とは）【経理業務代行、東京都大田区のせとうち行政書士事務所】

会社が作成する財務諸表の内、キャッシュフロー計算書とは、企業活動を1年間行う中で、どのような理由

によりお金が入金又は出金になったのかといった、現金の増減（資金の流れ）を表示した計算書のことを

言います。

このキャッシュフロー計算書は、会社の本業による現金の出入りを表す「営業活動によるキャッシュフロー」、

有価証券、固定資産の取得、売却や貸付金の回収、支出などによる現金の出入りを表す「投資活動による

キャッシュフロー」、借入による収入や返済時の支出などの現金の出入りを表す「財務活動によるキャッシュ

フロー」の三区分により構成されています。

「フリーキャッシュフロー」とは、この内、「営業活動によるキャッシュフロー」の残高と「投資活動に

よるキャッシュフロー」の残高を合計した金額のことであり、会社の経営陣が企業活動を行うにあたり、

自由に使用することができる現金のことを指しています。