不動産の「リースバック」のメリット、デメリットについて確認する【東京都内・横浜・川崎を中心に事業展開している、東京都大田区のせとうち行政書士事務所】
2021/08/05
不動産の「リースバック」のメリット、デメリットについて確認する
不動産の「リースバック」の仕組みには、様々なメリットやデメリットがあります。
代表的なものを以下に記載します。
(主なメリット)
・不動産の購入者を探す必要がないため、比較的に早く現金を得られる
(不動産会社が買主となることが一般的であるため)
・売却したことが周りに知られない。
(競売のように公告されることはなく、売主、買主、不動産会社の間においてのみ取引が行われるため)
・そのまま住み続けられて、維持費の支払いが不要
(賃貸借契約の締結により、毎月の家賃の支払いのみ発生。賃貸物件であるため、固定資産税、保険料、修繕費などの維持費の支払いは不要)
・将来的に買い戻すことも可能。
(不動産会社が売主となるため)
(主なデメリット)
・不動産の所有権が買主に移転する。
(不動産会社が買主となることが一般的である)
・不動産の売却価格が相場の価格より低くなりやすい
(不動産会社と単独で交渉することが一般的であるため、市場の競争である原理が働きにくい)
・売却後の家賃が相場より高くなりやすい
(買主である不動産会社が自社の利益を価格に転嫁するため)
・買戻しする場合の価格が売却価格よりも高くなりやすい
(売主である不動産会社が自社の利益を価格に転嫁するため)