会計記帳(「事業主貸」と「事業主借」)【経理業務代行、東京都大田区のせとうち行政書士事務所】
2023/12/09
会計記帳(「事業主貸」と「事業主借」)
サブタイトル
会社員であった人がフリーランス(個人事業主)として働く場合に、個人事業に係る会計処理を行うに
あたっては、仕事とプライベートが混在しないように、お金の管理には注意が必要となります。
会計処理上は、事業のお金(仕事用)と私的なお金(生活費等)をしっかりと区分けして表示することが
求められ、この場合の個人事業主にのみ課された勘定科目(事業主勘定)として、「事業主貸」と
「事業主借」の二つの科目が設定されています。
「事業主貸」は、事業のお金(仕事用)を生活費の補填など私的なお金として使用した場合に計上し、
一方、「事業主借」は、私的なお金(生活費)を事業のお金(仕事用)として使用した場合に計上する
ことによって、会計帳簿において公私のお金の流れを区分けして把握することができます。