成年後見制度(「親族の意見書」とは)【福祉のサポート 東京都大田区の行政書士事務所】
2023/07/31
成年後見制度(「親族の意見書」とは)
サブタイトル
成年後見制度を利用したい場合には、先ず始めにご本人(被成年後見人等)の住所地を管轄する家庭裁判所に
対して後見等開始の申立を行う必要があり、申立には様々な書類を作成、収集し提出することになります。
その必要書類のひとつに、「親族の意見書」というものがあります。
成年後見制度の内、法定の後見制度においては、後見人等の候補者をあらかじめ書類に記載することが可能
となっていますが、その方が実際に選任されるかどうかは、家庭裁判所にその裁量権があります。
ただし、家庭裁判所は親族の意見についても参考にしながら、ご本人が不利益を被らないように慎重に後見人等
の選任手続を進めることになっています。