成年後見制度(任意後見人に対する監視機能)【福祉のサポート 東京都大田区の行政書士事務所】
2023/06/21
成年後見制度(任意後見人に対する監視機能)
サブタイトル
成年後見制度の内、法定制度と任意(法定外)の制度のどちらを利用すべきか判断に悩むところですが、
両制度それぞれにメリット、デメリットがあります。
法定外の制度である任意後見制度のメリットのひとつに、後見サポートを受けるご本人が判断能力を有して
いる間に自分が希望(信頼)する人を後見人に選任することができるという点が挙げられます。
法定制度の場合には、後見人の選任権限は家庭裁判所が有しており、後見事務を適正に行う能力、人格等を
備えている人がどうかは家庭裁判所が判断した上で後見人が選任されますが、任意後見制度の場合には、
後見人の後見事務遂行の監視機能として家庭裁判所が任意後見監督人を選任することにより適正な後見事務
の遂行が担保されています。