成年後見制度（「任意後見制度」の利用状況）【福祉のサポート　東京都大田区の行政書士事務所】

　成年後見制度の利用状況について、2021年（1月～12月）における日本全国の後見開始等の申立件数は、約４万件と全体的には前年比では

　増加傾向にありますが、そのほとんどが法定後見制度（後見、保佐、補助）によるものであり、法定外の後見制度（任意後見制度）によるもの

 （任意後見監督人選任の申立）は、約８百件弱と全体の２パーセントにすぎない状況となっています。

　制度そのものの周知不足や公正証書などの事務手続きの複雑さなど、様々な課題を抱えています。