「財務会計」と「管理会計」について確認する 【東京都内・横浜・川崎を中心に事業展開している、東京都大田区のせと うち行政書士事務所】

 

「財務会計」、「管理会計」と言う言葉をよく耳にしますが、「財務会計」は社外に報告するために、正規の会計ルールに基づき作成する会計、 一方、「管理会計」は、

予算や原価管理を行うことで、会社の業績を都度把握し、改善をはかるために作成する会計のことを言います。

株主などの利害関係者や融資する銀行などの債権者、出資者や与信を与える取引先などがその会社の業績や財産の状況を判断するためには、正確な財務

諸表が必要となり、正規の会計ルールに基づく「財務会計」が用いられます。

一方、「管理会計」により作成された財務諸表は、その会社の内部資料としてのみ活用されるため、その会社の業績や財産の状況を管理するために必要となる

内容を自由に盛り込むことができます。部門別、サービス別・セグメント別などに損益を計算するなどして、会社の業績を早期に把握し改善に移すことが

求められるため、正確性よりもスピード感が重要視されます。