財務三表(「損益計算書」、「キャッシュフロー計算書」、「貸借対照表」) について確認する【東京都内・横浜・川崎を中心に事業展開している、 東京都大田区のせとうち行政書士事務所】
2021/05/17
財務三表(「損益計算書」、「キャッシュフロー計算書」、「貸借対照表」)
について確認する
経営者が自身の会社の財務状況を把握するためには、財務三表である、「損益計算書(P/L)」、「キャッシュフロー計算書(C/F)」、
「貸借対照表(B/S)」についてしっかり理解を深めておく必要があります。「損益計算書(P/L)」は、一会計期間における会社の収益と
費用の状況を表示したもので、会社の実質的な儲けはどれ位なのか、黒字又は赤字いずれの状況なのか、などを把握するための計算書です。
「キャッシュフロー計算書(C/F)」は、一会計期間における会社のお金の入出金の状況を表示したもので、資金繰りは大丈夫か、資金
ショートしないか、などを把握するための計算書です。「貸借対照表(B/S)」は、一会計期間終了時における会社の資産と負債の状況を
表示したもので会社がどの位の財産を保有しているか、資産と負債のバランスはどのようになっているか、などを把握するための計算書です。
黒字倒産という言葉をしばしば耳にすることがありますが、「損益計算書(P/L)」では、黒字化を達成しているのに、「キャッシュフロー
計算書(C/F)」では、資金ショートしてしまっている状態に陥ることで、黒字倒産してしまう可能性高くなります。