会計記帳(財務指標ROAとROE)【経理業務代行、東京都大田区のせとうち行政書士事務所】
2023/04/19
会計記帳(財務指標ROAとROE)
サブタイトル
財務指標を活用することにより、その会社の現在の経営状況や財務状況、問題や課題を把握し、早期の
業務改善に繋げることが可能となります。さまざまな財務指標の内、代表的な指標であるROAとROEとは、
利益の獲得に視点を当てた財務指標です。
ROA(総資産利益率)とは、その会社の総資産に対する当期純利益(儲け)の割合、総資産を利用して
どの位利益を上げることができているのかを表しています。業種により標準的な利益率は異なりますが、
利益率がより高くなれば、会社の総資産を利用してその会社がより効率的に利益を上げていることが
分かります。
ROE(自己資本利益率)とは、その会社の純資産(自己資本)に対する当期純利益(儲け)の割合、純資産
(自己資本)を利用してどの位利益を上げることができているのかを表しています。ROAと同様に業種
により標準的な利益率は異なりますが、利益率がより高くなれば、株主からの出資金を利用してその会社が
より効率的に利益を上げていることが分かります。