会計記帳(「損益取引と振替取引」)【経理業務代行、東京都大田区のせとうち行政書士事務所】
2023/04/11
会計記帳(「損益取引と振替取引」)
サブタイトル
会社の会計担当者は、その会社が日々企業活動を行うにあたり発生する様々な取引について、実務上に
おいては、各取引の都度その内容を会計システムに仕訳入力を行います。
この企業活動を行うにあたり発生する取引は、損益計算書及び貸借対照表(バランスシート)上において
利益又は損失が発生する損益取引と、利益又は損失発生しない振替取引の2種類に分類することができます。
損益取引の仕訳の一例としては、現金で消耗品を購入した場合の出金仕訳、売上が普通預金口座に送金された
場合の入金仕訳など、損益計算書及び貸借対照表上において利益に影響を及ぼすものです。
振替取引の仕訳の一例としては、消耗品費から旅費交通費へ勘定科目を訂正する場合の振替仕訳は、損益
計算書及び貸借対照表上においてトータルの利益には影響を及ぼさないものです。