成年後見制度（「年間収支予定表」の定期的収入）【福祉のサポート　東京都大田区の行政書士事務所】

    家庭裁判所から成年後見人等に選任された後には、本人（成年被後見人等）の生活をサポートするための後見事務が開始されますが、成年後見人等が

　適正な後見事務を行うにあたっては、本人の財産状況や定期的な収入と支出を把握しておく必要があります。

　家庭裁判所に定期報告を行う際に作成する「年間収支予定表」は、定期的な収入と支出を把握するための書式のことを言います。

 「年間収支予定表」に記載する定期的収入の代表的なものとしては、老齢、障害等の年金収入、不動産を所有している場合には、賃料収入、生活保護を

　受けている場合には、生活保護費収入、就業している場合には、給料収入などが一例として挙げられます。