成年後見制度（任意後見：自己決定の尊重）【福祉のサポート　東京都大田区の行政書士事務所】

        民法の改正により成年後見制度がスタートして、すでに20年以上が経過しました。成年後見制度の従前制度であった禁治産、準治産制度においては

        実現が困難であった「自己決定の尊重」という理念は、この制度の中でも、特に、本人の意志によって後見人等を選任することが可能である、法定外

        制度（任意後見制度）により強く反映されていると言えます。

        但し、高齢化が急速に進む日本において、積極的にこの制度を利用するまでの認知度には至っていないのが実情です。