空き家活用(再建築不可物件のメリット・デメリット)【不動産のサポート 東京都大田区の行政書士事務所】
2022/01/08
空き家活用(再建築不可物件のメリット・デメリット)
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相続などにより築年数が経過した戸建などを取得しようとした際に確認してみると、その物件が「再建築不可」であったということがあります。
この「再建築不可」物件とは、建築基準法上では、建物が倒壊したり、建替えしたい場合には、新たな建物を建築することが認められていない
物件を指します。
具体的には幅員4m以上の道路に敷地が2m以上接していない、道路に敷地が接していない、道路が建築基準法に準じた道路ではない、など建築
した当初は、法律に合致していたが、その後の法改正により、現在は合致していないため再建築は認めないということです。
再建築不可物件の主なメリット、デメリットについて、以下に記載します。
「再建築不可物件」
(メリット)
・相場より安い金額で物件を購入することができる
(デメリット)
・取り壊して再建築することができない(リフォーム等は可能)
・接道義務を果たしていないために、出火などの防犯上の危険性がある
・相場より安い評価であるために、金融機関からの融資を受けにくい
・隣家との距離が少ない、通路も狭い、日当たりが悪いなど不利な条件がある