不動産の「リースバック」と「リバースモーゲージ」について確認する【東京都内・横浜・川崎を中心に事業展開している、東京都大田区のせとうち行政書士事務所】
2021/08/03
不動産の「リースバック」と「リバースモーゲージ」について確認する
不動産の「リースバック」と「リバースモーゲージ」は、居住用不動産などを活用し売却することにより資金調達する方法であることは
共通していますが、両者の仕組みには大きな違いがあります。
「リースバック」は、居住用不動産などを売却してお金を受け取るという仕組みで、所有権は、買主に移転してしまいますが、新たに
賃貸借契約を締結し、買主に対して毎月家賃を支払うことで、そのまま住み続けることができます。
一方、「リバースモーゲージ」は、居住用不動産などを担保(抵当権設定)にして金融機関などからお金を借りる(借金を背負う)という
仕組みで、所有権は移転しません。「リースバック」と同様にそのまま住み続けることができますが、お金を借りた本人が死亡したり、
予め定めた契約期間が終了した後には、居住用不動産を売却して、金融機関などに対して借りたお金を一括で返済する必要があります。